2025.04.15

世界遺産「今帰仁城跡」の見どころ徹底解説！所要時間や入場料割引について

masato1024

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

沖縄本島北部、美ら海水族館からもほど近い場所に、世界遺産にも登録された壮大なグスク（城）があるのをご存知ですか？琉球王国が誕生する前の時代、北山（ほくざん）と呼ばれた地域の王が拠点としたこの城跡は、首里城にも匹敵するほどの規模を誇ります。

まるで生き物のように曲線を描く美しい石垣や、高台から望む東シナ海の絶景は、訪れる人々を魅了してやみません。また、日本で最も早く咲くと言われる桜の名所としても有名です。

この記事では、そんな魅力あふれる北山のグスクについて、その歴史や見どころ、アクセス方法、そして気になる見学の所要時間の目安まで、詳しくご紹介します。訪れる前に知っておきたい情報が満載ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事で分かること

今帰仁城跡の歴史と琉球王国との関わり
世界遺産としての価値や城郭の規模
城内の主な見どころと絶景ポイント
アクセス方法と見学にかかる時間の目安

＞＞＞今帰仁城跡の入場料が20％オフ！

Contents

世界遺産「今帰仁城跡」の基本情報と魅力
今帰仁城跡の見どころと楽しみ方を徹底解説

沖縄旅行に行こう！

全国発着の格安沖縄ツアー旅行なら「エアトリ」

格安航空券だけを比較するなら「トラベリスト」

世界遺産「今帰仁城跡」の基本情報と魅力

この投稿をInstagramで見る

【公式】世界遺産　今帰仁城跡(@nakijinjoseki_osi)がシェアした投稿

沖縄北部にある世界遺産「今帰仁城跡」。琉球王国が統一される前の北山王の居城として知られ、その歴史と壮大なたたずまいは多くの人々を魅了しています。「今帰仁城跡ってどんなところ？」「なぜ世界遺産に？」そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

このセクションでは、今帰仁城跡の基本的な情報、琉球王国における歴史的な位置づけ、世界遺産に登録された背景、そして首里城にも匹敵する規模や美しい石垣といった、訪れる前に知っておきたい今帰仁城跡の基礎知識とその魅力を分かりやすく解説します。

今帰仁城跡とはどんな場所？

今帰仁城跡（なきじんじょうあと）は、沖縄本島北部の本部半島にある歴史的な城（グスク）の跡地です。琉球王国が誕生する前の14世紀頃、「三山時代」と呼ばれる時代には、沖縄本島北部地域を支配していた「北山（ほくざん）」という国の王様の居城でした。標高約100メートルの丘陵地に築かれており、自然の地形を巧みに利用した堅固な城塞です。

城跡の広さは、那覇市にある首里城とほぼ同じくらいで、沖縄県内でも最大級の規模を誇ります。城壁の長さは約1.5キロメートルにも及び、その壮大さは訪れる人々を圧倒します。残念ながら、かつての建物は残っていませんが、曲線を描くように積まれた美しい石垣はほぼ完全な形で残っており、当時の姿を偲ぶことができます。

また、今帰仁城跡は、日本で最も早く咲く桜として知られるカンヒザクラの名所でもあります。毎年1月下旬から2月上旬にかけて見頃を迎え、「今帰仁グスク桜まつり」が開催され、多くの観光客で賑わいます。歴史的な価値だけでなく、美しい自然景観も楽しめる場所です。

琉球王国の歴史と今帰仁城

今帰仁城は、沖縄の歴史、特に琉球王国が成立する過程で重要な役割を果たした場所です。14世紀頃、沖縄本島は北山（ほくざん）、中山（ちゅうざん）、南山（なんざん）という三つの勢力に分かれて争っていました。これを「三山時代」と呼びます。今帰仁城は、このうち北部の勢力である北山の国王の居城であり、政治・軍事の中心地でした。

しかし、1416年（あるいは1422年とも）、中部の中山を治めていた尚巴志（しょうはし）によって北山は滅ぼされます。その後、1429年に尚巴志は三つの勢力を統一し、初めての統一王朝である琉球王国を建国しました。北山が滅亡した後、今帰仁城には琉球王府から「監守」と呼ばれる役人が派遣され、引き続き北部地域の統治拠点として使われました。

時代が下り、1609年には日本の薩摩藩（現在の鹿児島県）が琉球に侵攻します。この戦いの際に今帰仁城は激しい攻撃を受け、炎上したと伝えられています。

その後、城としての機能は失われましたが、地域の信仰の中心地（御嶽）として、人々にとって神聖な場所であり続けました。このように、今帰仁城は琉球王国の成立から薩摩の侵攻まで、沖縄の歴史の大きな転換点に関わってきた重要な遺跡なのです。

世界遺産に登録された理由

今帰仁城跡が世界遺産に登録されたのは、2000年のことです。ただし、今帰仁城跡単独で登録されたわけではありません。首里城跡や斎場御嶽（せいふぁうたき）など、沖縄県内に点在する他の8つの城跡や関連遺跡とともに、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」という名称で、一つのグループとして登録されました。

これらの遺跡群がまとめて世界遺産に選ばれた理由は、かつて存在した「琉球王国」という独自の文化や歴史を証明する、他に類を見ない貴重な証拠であると評価されたからです。

今帰仁城跡を含む9つの資産は、琉球王国時代の政治、経済、文化、そして信仰のあり方を具体的に示しています。特に今帰仁城跡は、三山時代の北山王の拠点であり、琉球王国統一後も北部の要衝であったという歴史的な重要性を持っています。

また、自然の地形を活かした独特の石垣の構造や、城内に残る御嶽（うたき）と呼ばれる聖域など、琉球独自の文化や精神性を示す要素も高く評価されました。このように、今帰仁城跡は、失われた琉球王国の姿を今に伝える貴重な文化遺産群の一部として、世界的な価値が認められたのです。

首里城に次ぐ規模を誇る城郭

今帰仁城跡は、その広大な敷地面積において、琉球王国の王城であった首里城に匹敵する規模を持っています。外郭を含めると7つ（あるいは8つや10つとも言われる）の郭（くるわ：城内の区画された区域）で構成されており、城壁の総延長は約1.5キロメートルにも及びます。沖縄にある数多くのグスク（城）の中でも、これほど大規模なものは他に類を見ません。

最も高い場所にある主郭（しゅかく）を中心に、儀式が行われたとされる大庭（うーみゃ）、女官たちの居住区であった御内原（うーちばる）など、役割の異なる複数の郭が巧みに配置されています。これらの郭は、高さのある堅固な石垣で囲まれており、城全体の防御力を高めています。

首里城が琉球王国全体の政治・文化の中心であったのに対し、今帰仁城は広大な北部地域を統括する拠点としての役割を担っていました。この首里城に次ぐ規模は、三山時代における北山王の権力の大きさ、そして琉球王国統一後も北部地域の重要な拠点であり続けたことを物語っています。その広大さと複雑な構造は、当時の高い築城技術を示すとともに、今帰仁城が持っていた政治的・軍事的な重要性を今に伝えています。

曲線が美しい独特の石垣

今帰仁城跡を訪れて最も印象に残るのは、その独特で美しい石垣でしょう。日本の本土にある城の石垣が直線的に積まれていることが多いのに対し、今帰仁城の石垣は、まるで生き物のように滑らかな曲線を描きながら長く続いています。これは、城が築かれた丘陵の自然な地形を最大限に活かして設計されているためです。

石垣は「野面積み（のづらづみ）」と呼ばれる技法で積まれています。これは、石をあまり加工せずに、自然の形のまま巧みに組み合わせて積み上げていく方法です。使われている石は、城のある場所で採掘された古生代石灰岩という硬い岩石で、一つ一つが非常に大きいのが特徴です。石垣の高さは、最も高い場所で約8メートルにも達します。

この曲線を描く石垣は、防御上有利であるだけでなく、視覚的にも非常に美しい景観を作り出しています。特に、城の入り口である平郎門（へいろうもん）周辺の石垣は、その曲線美と力強さが見事に調和しており、沖縄屈指の名城と讃えられる理由の一つとなっています。この独特な石垣の様式には、当時交易のあった中国の城郭建築の影響も見られると言われています。

今帰仁城跡へのアクセス方法と所要時間

今帰仁城跡は、沖縄本島北部の今帰仁村（なきじんそん）にあります。那覇空港からアクセスする場合、車（レンタカーやタクシー）を利用するのが一般的です。沖縄自動車道を利用し、許田（きょだ）インターチェンジで降りて国道58号線などを経由し、約1時間半から2時間ほどで到着します。有名な沖縄美ら海水族館からは車で約10分と近い場所にあります。城跡には約320台収容可能な無料駐車場が整備されています。

公共交通機関を利用する場合は、那覇空港から出ている高速バス「やんばる急行バス」を利用すると、乗り換えなしで今帰仁城跡入口まで約2時間半から3時間でアクセスできます。路線バスを利用する場合は、那覇バスターミナルから名護バスターミナルまで行き、そこで本部半島線などに乗り換える必要があります。最寄りのバス停「今帰仁城跡入口」からは、坂道を歩いて15分から20分ほどかかります。

城跡内の見学にかかる時間は、おおむね1時間程度が目安です。ただし、敷地は広く、坂道や石段など足場のあまり良くない場所もあるため、ゆっくり見学したい場合や、隣接する「今帰仁村歴史文化センター」（入場料込み）も合わせて見学する場合は、1時間半から2時間ほど見ておくと安心です。歩きやすい靴で訪れることをお勧めします。

沖縄旅行に行こう！

全国発着の格安沖縄ツアー旅行なら「エアトリ」

格安航空券だけを比較するなら「トラベリスト」

今帰仁城跡の見どころと楽しみ方を徹底解説

この投稿をInstagramで見る

【公式】世界遺産　今帰仁城跡(@nakijinjoseki_osi)がシェアした投稿

広大な敷地を持つ今帰仁城跡を訪れたなら、どこから見学し、どのように楽しめば良いか迷うかもしれません。効率よく回り、その魅力を存分に味わうためには、事前に見どころを知っておくことが大切です。

ここでは、記念撮影に最適な正門「平郎門」や、かつての難所「旧道」、息をのむような絶景が広がる主郭や御内原、そして隠れたビュースポット「志慶真門郭」など、具体的な見どころを詳しくご紹介します。

さらに、無料ガイドの活用法や、神聖な雰囲気漂う「ハンタ道」の散策など、今帰仁城跡をより深く楽しむためのポイントも解説します。

正門「平郎門」と記念撮影スポット

今帰仁城跡の顔とも言えるのが、正門である「平郎門（へいろうもん）」です。高くそびえる城壁の間に設けられたこの門は、琉球石灰岩を巧みに積み上げて作られた美しいアーチ状の入り口が特徴です。門の両脇に続く長く曲線を描く城壁は非常に力強く、訪れる人々を圧倒します。この堅牢な造りは、かつて難攻不落といわれた今帰仁城の威厳を今に伝えています。

平郎門とその周辺の石垣は、今帰仁城跡の中でも特に人気の高い記念撮影スポットです。壮大な石垣を背景に、歴史を感じさせる門の前で写真を撮れば、きっと素敵な思い出の一枚になるでしょう。門をくぐると、そこには「大庭（うーみゃ）」と呼ばれる広い広場が広がっており、かつて様々な儀式などが行われたであろう空間に足を踏み入れることができます。

門の近くには券売所や休憩所、そして今帰仁村歴史文化センターがあり、見学の拠点となっています。まずはこの平郎門の迫力と美しさを体感し、これから始まる城跡散策への期待感を高めてください。

かつての難所「旧道」を歩いてみよう

現在、今帰仁城跡へ入る際には比較的整備された階段を上りますが、かつての主要な通路は「旧道（きゅうどう）」と呼ばれる、より険しい道でした。平郎門の手前から脇にそれるように続いているこの旧道は、石がゴロゴロとした急な坂道で、当時の人々がどれほど苦労して城へ登っていたかを体感することができます。

この道は意図的に険しく作られており、敵が攻めにくいように工夫された、城の防御システムの一部でもありました。現在は歩きやすいように多少整備されていますが、それでも足元には注意が必要です。一歩一歩、石畳を踏みしめながら登っていくと、当時の兵士や役人たちの息遣いが聞こえてくるような気がします。

旧道の途中からは、眼下に広がる景色も楽しめます。緑豊かな木々に囲まれ、鳥のさえずりを聞きながら歴史の道を進むのは、通常のルートとはまた違った趣があります。体力に自信のある方は、ぜひこの旧道を通って、かつての城の姿に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。当時の雰囲気をより深く感じられる貴重な体験となるはずです。

絶景！主郭と御内原からの眺め

今帰仁城跡の中で最も高い場所に位置するのが「主郭（しゅかく）」です。ここはかつて城の中心的な建物があった場所と考えられており、城全体を見渡せるだけでなく、周囲の壮大な景色を一望できる絶景ポイントです。主郭に立つと、東シナ海の美しい青い海と、遠くに浮かぶ伊是名島や伊平屋島、さらには本部半島の緑豊かな山々まで、遮るもののない360度のパノラマが広がります。

主郭の隣にある「御内原（うーちばる）」は、主に女官たちが生活していたとされるエリアです。ここからの眺めもまた格別で、主郭とは少し違った角度から海や周囲の景色を楽しむことができます。かつてここに住んでいた人々も、同じようにこの美しい景色を眺めていたのかもしれないと想像すると、感慨深いものがあります。

晴れた日には、海の青さと空の広がりがより一層際立ち、開放感あふれる景色に心が洗われるようです。心地よい風に吹かれながら、琉球王国時代から変わらぬであろうこの絶景をゆっくりと堪能してください。歴史ロマンと自然の美しさが融合した、今帰仁城跡ならではの感動を味わえるはずです。

裏手の絶景スポット「志慶真門郭」

今帰仁城跡の見どころは、主郭や平郎門だけではありません。城の北側、少し分かりにくい場所にひっそりと存在する「志慶真門郭（しじまじょうかく）」も、ぜひ訪れてほしい絶景スポットです。ここは裏門にあたる志慶真門（しじまもん）を守るための郭（くるわ）で、比較的訪れる人が少ないため、静かに景色を楽しめる穴場となっています。

志慶真門郭からは、主郭や御内原から見る景色とはまた違った角度で、東シナ海を望むことができます。特に、眼下に広がる海の青さと、城壁の石積みが織りなす風景は印象的です。海からの風を感じながら、静かな環境でゆっくりと景色を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまうほどです。

主郭からの眺めが開放的で雄大なパノラマであるのに対し、志慶真門郭からの眺めは、どこか落ち着いた雰囲気があります。喧騒を離れて、歴史的な城壁に囲まれながら美しい海を眺める時間は、特別なひとときとなるでしょう。少し足を延ばして、この隠れた絶景ポイントを探してみてはいかがでしょうか。

桜も綺麗でおすすめ！

今帰仁城跡は、歴史的な価値だけでなく、美しい桜の名所としても知られています。ここで見られるのは「カンヒザクラ（寒緋桜）」という種類の桜で、本土のソメイヨシノとは異なり、濃いピンク色の花を下向きに咲かせるのが特徴です。その鮮やかな色は、沖縄の青い空によく映えます。

見頃は毎年1月下旬から2月上旬にかけてで、これは日本で最も早く咲く桜の一つとして有名です。この時期に合わせて「今帰仁グスク桜まつり」が開催され、多くの花見客で賑わいます。期間中は夜間のライトアップも行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気の中で桜と城跡を楽しむことができます。

歴史ある石垣と、鮮やかなピンク色の桜が織りなす風景は、他では見ることのできない独特の美しさがあります。城壁に沿って続く桜並木のトンネルを歩いたり、高台から桜と城跡、そして遠くの海を一緒に眺めたりと、様々な角度からこの時期ならではの絶景を堪能できます。冬の沖縄旅行を計画するなら、ぜひこの美しい桜の季節に合わせて訪れることをおすすめします。

無料ガイドで今帰仁城跡の歴史を深く知る

今帰仁城跡をより深く理解し、楽しむためには、無料のボランティアガイドを利用するのがおすすめです。城跡の入口付近にある券売所などで申し込むことができ、専門的な知識を持ったガイドさんが、城内の見どころを案内しながら、その歴史や文化について詳しく解説してくれます。

ガイドさんと一緒に歩くことで、ただ景色を眺めたり、石垣を見たりするだけでは気づかないような、細かな発見があります。例えば、石垣の積み方の違いや、それぞれの郭（くるわ）が持っていた役割、発掘調査で分かったこと、そして今帰仁城にまつわる伝説や歴史的なエピソードなど、興味深い話をたくさん聞くことができます。

所要時間は通常1時間程度ですが、希望に合わせて調整してもらうことも可能です。ガイドさんの説明を聞きながら見学することで、目の前にある遺跡がより立体的に感じられ、琉球王国時代の様子や人々の暮らしに思いを馳せることができます。事前予約は不要な場合が多いですが、確実に利用したい場合は事前に問い合わせておくと安心です。せっかく訪れるなら、ぜひ無料ガイドを活用して、今帰仁城跡の魅力を最大限に味わってみてください。

神聖な雰囲気漂う「ハンタ道」を散策

今帰仁城跡の裏手、志慶真門郭のさらに奥には、「ハンタ道」と呼ばれる小道があります。「ハンタ」とは沖縄の言葉で「崖」や「端」を意味し、その名の通り、城壁の外側の崖沿いを歩くようなルートになっています。この道は観光客があまり足を踏み入れない場所ですが、静かで神聖な雰囲気が漂っており、また違った今帰仁城跡の側面を感じることができます。

ハンタ道周辺には、琉球の信仰において重要な場所とされる「御嶽（うたき）」が点在しています。御嶽は、神様が降りてくると信じられている聖域であり、今でも地元の人々によって大切にされています。木々が生い茂り、静寂に包まれた道を歩いていると、自然と厳かな気持ちになります。琉球の人々が自然や祖先を敬い、祈りを捧げてきた歴史と文化に触れることができるでしょう。

道は舗装されておらず、足元が悪い場所もあるため、散策する際は歩きやすい靴で、注意深く進む必要があります。派手な見どころはありませんが、豊かな自然と琉球の精神世界に触れられるハンタ道は、歴史や文化に深く興味がある方にとって、心に残る散策路となるはずです。静かに自然と対話し、いにしえの祈りの空間を感じてみてください。

沖縄旅行に行こう！

全国発着の格安沖縄ツアー旅行なら「エアトリ」

格安航空券だけを比較するなら「トラベリスト」